2007年度活動報告 法政大学市ヶ谷鉄道研究会

●新歓
 2006年度は2・3年生がいなかったため、2007年度初頭にいたのは新2年生4人と、卒業できなかった4年生1人のみ、さらに実際に新歓に参加できたのはこのうち2年生3人のみという状況でした。このため新歓はきわめて不利な状況を強いられました(特にビラ貼り)。
 また、入学式当日の天候が悪かっため、当会は正門前という好立地にブースを確保できたものの、ブースに人が常駐していないという手痛い結果でした。
 結局、新入生はホームページを見るなどして入会することになり、計5人の新入生が入会するに至りました。

●新歓お花見・新歓旅行
 4月にキャンパスに隣接する外濠公園で新歓お花見、ゴールデンウィーク後の5月13日にはわたらせ渓谷鉄道へ新歓旅行を行いました。新歓旅行に参加したのは現在の1年生会員のうち2人です。トロッコ列車に乗って足尾へ行き、そこから自由行動ということでしたが、某会員が寝過ごして終点の間藤まで行ってしまったという…。

●ミステリー列車運転 →特集ページ
 6月17日、小金井キャンパス鉄道研究会の設立55周年を記念して、市ヶ谷・小金井の両鉄道研究会、さらにそれぞれのOB会が合同で貸切列車を運転しました。車両はEF58 61号機(ロクイチ)とお座敷客車「ゆとり」、EF64 39号機で、鉄道ファンにはたまらない組み合わせとなりました。また、ロクイチと「ゆとり」は引退がほぼ確実となり、貴重な運転になりました。この時の様子は法政大学のホームページにも掲載されたほか、一部の鉄道雑誌にも紹介されました。当日は市ヶ谷・小金井の現役会員が乗務員の仕事を担当し、また両鉄道研究会の交流が深まるきっかけともなりました。

●合宿
 伝統的に現地集合・自由行動・現地解散で行なわれ、夏季休暇中の恒例行事である合宿は、会員の投票により関西に行くこととなりました。日程は9月7~9日で、7日夜に大阪のJR天王寺駅に集合する予定でしたが、6日~7日にかけて台風が接近し、6日発の夜行快速「ムーンライトながら」は運休、参加予定の多くの会員がスケジュール変更を余儀なくされました。結局、会員は新幹線で来るなりひたすら普通列車で来ることになりましたが、多摩川の増水で東海道線は横須賀線経由で運転するなどダイヤは乱れに乱れ、合宿は波乱の幕開けとなりました。
 しかし、現地に到着してからは目立った輸送障害もなく、会員は思い思いの鉄活動を楽しみました。初日は大阪天王寺、二日目は神戸三宮のホテルに宿泊し、前期納会も夜に集まったときに行いました。

●自主法政祭
 例年と同様、模型のレイアウトを作ってメイン展示とし、京成電鉄をテーマとした機関紙「Carrier」を引っ下げてバックナンバーなどとともに販売したほか、初の試みとして教室に会員が撮影した鉄道写真を展示して来客に投票をお願いする、という形式の「フォトコンテスト」を行い、好評を博しました。ただし、模型に精通している会員が今年はいなかったため、模型企画の運営・維持にやや困りました。2008年度は模型に詳しい会員を入会させるのが課題です。
 2006年のときは富士見坂校舎の果ての教室を割り振られ、閑古鳥が鳴くという悲惨な状況でしたが、今回は強運の持ち主だった会員のおかげで55年館5階の552教室という立地条件の良い教室を得ることができ、多くの来客に来ていただけました。「Carrier」の販売も好調で、前年の実績を大きく越えることができました。売れすぎて、今後コミケなどで有料頒布する分の在庫が不足するという、うれしい悲鳴を上げています。足を運んでいただいたお客様には、改めてお礼を申し上げます。

●忘年会
 鉄道研究会ならばクリスマスだろうが問題はないということで、12月25日に行いました。小金井キャンパス鉄道研究会と合同で開催し、大いに盛り上がりました。食事もしゃぶしゃぶということで非常に豪華なものになり、大満足でした。

●追いコン
 会員に4年生がいる場合は、年度末に最後の行事として追い出しコンパをやるのですが、今年も卒業できな…諸事情により、今年度は行いませんでした。

●その他
 中央大学や明治大学、電気通信大学などの文化祭の日に、それらの大学の鉄道研究会を訪問しました。
 また、NHK BSの「熱中時間」やテレビ朝日系列の「タモリ倶楽部」への出演、夏と冬に東京ビッグサイトで開かれるコミックマーケットでの機関紙の頒布、春と秋に開幕する東京六大学野球の観戦も行いました。また尾久車両センターの公開の日には一部会員が参加しました。
 2008年1月1日には、会名を「法政大学鉄道研究会」から「法政大学市ヶ谷鉄道研究会」に、小金井キャンパスの鉄道研究会は「法政大学小金井キャンパス鉄道研究会」から「法政大学小金井鉄道研究会」に、それぞれ改称し、新たに設立した二つの鉄道研究会を統括する本部組織が「法政大学鉄道研究会」の名を冠することとなりました。

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